著作の献本先

 出来上がった本を献本する際、あて先に迷うこともあるでしょう。知人や友人に対しては躊躇せずに送ればよいのですが、その他にも新聞社や業界誌、地域雑誌に送れば、思わぬ返信が寄せられることもあります。自費出版を通して取材を受けることも、稀ではありますが生じています。メディアで紹介してもらえると、著者の費用負担も無く、大々的に広告することができます。そうすると、必ず手に取ってくれる読者が現れますから、販売冊数は増えることになります。

 自費出版は、最初は躊躇うものです。しかし経験者から話を伺うと、ほとんどの人は満足しているようです。リピーターになる人も多く、出版というイベントの影響力に改めて驚くばかりです。確かに無名な作家の本の内容が、著名な作家のそれに比べて勝っている可能性は低いでしょう。しかしより多くの人の思想や生き様、人生が、文章という形で残ることは、それだけで素晴らしいのではないでしょうか。

 最近は自費出版から発展したカスタム出版なる形式も出現していますが、今後もますます出版形式の多様化が進むでしょう。大手の取次に頼った流通形式から離れようとするネット書店の動きも大きくなっていますし、無名の作家のチャンスはそれだけ広がっているようにも思います。もちろん負担できる費用には限界があるでしょうが、事前に仕組みを勉強すれば、誰でも夢を叶えることは可能です。商業出版に拘る時代はもはや過去となったのだと言えるでしょう。

開業準備について

自分自身が独立して、古本屋を開業をするということになれば、税務署に申告の手続きをしたりとか開業するための開業届を出すなど様々な手続きが必要だということを覚えておくということは重要だという風に言えるでしょう。そして、実際に店舗を借りるなどした際には他のビジネスとは異なり、ほとんど準備が必要ないということも、一つのメリットとして挙げられるという風に言えることはあるかもしれませんが、大きな災害などにも耐えうる本棚やパソコンなどを先に準備しておくことが重要だという風に言えるかもしれません。一つポイントとして挙げられるのは、きちんとしたフローリングがなければ、このようなお店を開業することは難しいという風に言えるでしょう。お店の中には多くの本を置いておくことになるため、床に、その他の店舗とは異なり特別な重さがかかることになってしまうためきちんとフローリングなどをしておくことが重要だという風に言えるのではないかと考えられます。実際のところ、きちんとしたフローリングをしていなかったために開店してから途中でフローリングを付け直すということになるため難しいことにすべての本を一旦外に出してからフローリングを行わなければならないケースにもなりかねないことが指摘されているため、きちんと準備しておくことが重要だということは間違いなく言えることだと考えられるわけです。当然のことながら、お店を開く側の希望としてはなるべく丈夫な素材で作って欲しいということを考える人は多いかもしれませんが、それも含めて自分自身でなるべく早めに準備をしておくということがおすすめです。

タイトルの決め方

自費出版の売り上げを伸ばすためには、やはりタイトルのもつ力も無視するわけにはいきません。優れた児童文学作家の一人が、タイトルが決まらなければ、書き出すことさえ出来ないと語るように、書籍の著者にとって、タイトルは特別な意味を持ちます。本の構想とタイトルとは一体不可分の関係にあって、構想が進むと自然にタイトルが思い浮かんだり、逆にタイトルが浮かんだ後に、構想が加速したりします。タイトルに読者を引き付ける魅力があれば、表紙を見かけた人が手に取ってくれるでしょう。特にタイトルが強調されるインターネット書店での販売において、タイトルにこそ、工夫を施さなければなりません。

 簡単にタイトルが思いつく人もいるでしょうが、そのタイトルをそのまま使用するのも考え物です。自費出版を単なる趣味、記念として位置づけるのであれば、それでも構いませんが、利益、売上の増加を追求する限り、「売れるタイトル」を考えなければなりません。売れるタイトルとは、読者を惹き付けるとともに、検索エンジンとの親和性も高いタイトルを指します。インターネット書店を訪れた読者は、必ずワードを入力して検索することで目的の書籍を探します。その検索システムは、商業出版と自費出版の別を問いません。ですから自費出版であっても、商業出版の本より目立つタイトルが冠された書籍であれば、勝機は十分あるのです。

 タイトルが目立つための工夫として挙げられるのは、副題を上手に付けることです。タイトルが過激であっても、検索には引っ掛からないこともあります。その原因は、適切な副題が添えられていないことにあります。SEOの観点からも、副題に特定のワードが含まれているだけで、上位にランキングする可能性が高まると言えるのです。

ランキングの見方

インターネット書店に掲載されるランキングは、市場調査の際に最も注目すべき情報の一つです。しかしランキングを適切に読解しない限り、優れた販売戦略を生み出すことはできないでしょう。一番よく見られる「下手な」読み取り方は、短期間の動向しか確認しないというものです。インターネット書店のランキングは、短時間の内に乱高下しています。ですから正確な販売動向を知るためには、相当程度チェックし続けなければなりません。その末に、ようやく判断に資するデータが得られるのです。では時間を掛けて得られた数字から分かることは何でしょうか。これまでの傾向からして、次のように考えることが出来るでしょう。

 まず1万位以内に長期間ランキングしているような書籍は、ヒット作と考えてよいでしょう。例えば5千位前後を維持し続ければ、月に250部くらいは売れていると推定できます。次に5万位以内にランキングされる書籍ですが、こちらもヒット作に準じる傑作だと見做せます。満足してよいでしょう。そして20万位以内の書籍については、まずまずの売れ行きと言えます。これより下位の書籍となると、利益を度外視しない限り、出版すべきでなかったと評価できます。

 さて、狙いを定めたジャンルの中で売れていると判断できる本をランキング順に抽出し、それらと、自分がこれから執筆するであろう本との競争を、客観的に予測しなければなりません。書き手としての経験が豊富な人、マーケティングに詳しい人であれば、まず真っ向勝負を挑むのか、それとも回避するのかを選択します。全く新しい視座を提示することが出来る場合、又はベストセラーを補完する内容である場合、真っ向勝負しても勝機はありますが、そうでなければ回避するべきなのは言うまでもありません。

市場調査の重要性

自費出版で利益を生み出すためには、事前の準備が欠かせません。その準備の一つが、市場調査です。実際、特定のジャンルの本が全く売れないこともあるのが自費出版業界です。例えば、絵本はほとんど売れません。絵本は保護者が現物を手に取って確認してから買われることが多く、オンライン上の販売には向いていないのです。また自費出版でカラー印刷するのは難しく、絵本としての完成度が一向に高まらないのも、売れない要因となっています。もちろん今後はインターネット上での試し読みが進化するでしょうし、印刷技術も低コストのまま向上するでしょうから、将来の売れ行きまでは分かりません。緻密な予測が成功の秘訣になるはずです。

 絵本に限らず、市場を調査しない限り、大失敗し兼ねません。その市場調査ですが、具体的にはまず、執筆分野の現在のベストセラーを抽出し、それらのタイトル、内容等を踏まえ、ヒットしそうなテーマを予測します。ベストセラーの多くは内容の質が高く、マーケティングも有効に寄与しているので、読むだけでも大変参考になります。売れそうなテーマを定めることが出来れば、それに合わせて執筆することになります。

 注意したいのは、ベストセラーを含めた売上の意味するところです。実は各サイトで「ランキング」と称して掲載されているものは、実際の販売部数を反映したものではありません。あくまでも他の本と比べて何位であるのかを示しており、相対的な意味しかないのです。順位の数字が2倍になれば、売上が2分の1に落ちたと分かりますが、売れた冊数をどう捉えるべきなのかは示していません。また、ペーパーバックやハードカバーといった版型の異なる本は、別個に集計されるのも認識しておくべきでしょう。

売れる自費出版本の特徴

自費出版本にも、売れるものとそうでないものとが存在します。本の内容もさることながら、適切な販売戦略があってこそ、書籍が売れるという点は、商業出版本と変わりません。以下、その適切な販売法について説明することにします。まず本のジャンルについて申し上げると、ノンフィクションが最適だと言えます。インターネット書店から書籍を検索する場合、著者の知名度に関わらず、検索語に合致した本は結果の上位にランキングされます。つまり自費出版本と商業出版本とは、平等な検索環境に置かれているのです。ただ、大抵のインターネットユーザーは、無名の著者の書籍をクリックしようとしません。ですから、有名本以上にヒットする検索ワードを盛り込むために、実用本、ノンフィクションで闘いに挑む他ないのです。

 また、売れない本としてよく挙げられるのは、分量が多過ぎる本、少なすぎる本です。つまり、標準的な分量に収めるのが賢い戦術だということになります。この傾向の理由は2つあると考えられます。一つは、分量と表示価格との関係です。商業出版本に比べ、自費出版本は初期費用が掛からない分、1部当たりの印刷コストが高くなります。ページ数が多ければ多いほど、そのコスト差が広がって表示価格に反映されてしまうため、大部の自費出版本は高額になってしまうのです。もう一つの理由は、読者が標準的分量の本を好むというものです。大部の本は読むのに勇気が必要ですし、薄い本は薄い本で、価格と釣り合わないと受け止められ、忌避されるのです。

 レイアウトについては、シンプルなものが売れる傾向にあります。いえ、そもそもオンデマンド印刷では、シンプルなレイアウトしか製作できません。オンデマンド印刷のレイアウト能力は限られており、無理をすると断裁時にズレが生じてしまうのです。

自費出版における相談や金額はどうなのか

自費出版における自分史の出版において書いた皆さんいわゆる著者からすると不安なことだらけかもしれません。
相談したら多額の請求が、押し売りされてださなければいけなくなった、などです。
相談する上ではどんなところがいいのでしょうか。
シンプルに考えてみなさんからしたら親身に相談にのってくれるところがいいですよね。
そうなってくると、メールだけでなく電話で対応してくれたり場合によっては資料でサポートしてくれる企業様がいいですね。
他に見るべき点があるとすれば資格や規定を見ると安心するという方であれば自費出版事業者向け倫理規定の遵守事業者であるかどうかや、自費出版アドバイザー認定制度に合格した社員を雇われている企業様がいいかもしれませんね。
そして自分史ができて、いい企業様を見つけても、その次にネックとなりやすいのが出版費用に関する部分なのではないでしょうか。
出版費用は企業様によってもそれなり形態も変わる部分ですから1箇所ではなく複数箇所で必ずお見積りをすることをおすすめします。
作品のジャンルや自分史の原稿枚数、出したい部数によってもさらに価格は変動してくるかと思います。
ただ、現状として一昔前のようにお金持ちの方しかだせないようなものではなく現在では若い方でもどんどんだしているようです。
自分のためや身の回りの人のために必要なだけで大きくそこまでたくさんは必要ないということであれば基本料金がかかり割高になるかもしれませんが、それでも自費出版の総金額はおさえられるでしょう。

文章の書き方がわからない

自費出版の自分史をだしたいときに文章は自由に記載できるので基本的な文章は構成できるけれど、どうにも硬いといった場合もあるかと思います。
そういったときは文章を1文ずつどんどん出していきながらあとになってからそれらを接続詞でつなげたり、前後をいれかえたりなどするのはいかがでしょうか。
ただそういった作業はパソコンのほうがコピー&ペーストができるのでスムーズかもしれませんね。
もしくはアナログであればミニ付箋や小さなメモ用紙に記入してのちに清書のときに文章の順序をいれかえるということもいいかもしれません。
昔のアルバムを見ながら以下のような文章が書けたとして入れ替えてみましょう。

●1
写真を右から母、自分、5つ下の妹、そして父。
父と母は同い年で50歳です。

●2
あの家族のキャンプは本当に楽しかった。
あれから10年もたってしまいました。
僕も今は社会人です。

●3
僕の家族がいくキャンプはいつも家から100kmほどいったところにある
野山です。

●4
父が僕と妹によってポーズをとろうとしたら
野生の猪の糞をふんでいて僕も妹笑いながら嫌だ嫌だと言っていました。

これを
●3
●4
●2
●1
を並べてみてもそれなり柔らかい文章になったのではないでしょうか。
小説作家さんのように書くのは確かにかなり難しいです。
しかし自費出版での自分史は空想の世界ではなく自分の身に実際に起きた、起こした内容です。
アルバムを見たりなどしてどんどん情報を書き出して並べなおして整理し直したりするうちに、さらにどんどん言葉が溢れてきて書きたい内容がでてくるのではないでしょうか。

造本とは

自費出版において普段は読んでいるだけの本でも原稿を書いた後にどのように造本がなっているか気になってくると思います。
ここでは造本がどのような構成でなっているかを見ていきましょう。
本は部分的に見ていくと表紙、背、見返しとなっていると思います。
表紙はタイトルや内容の表示、オシャレ感をだすためなのを目的とすることがイメージされますが、本の中身の保護も兼ねていますね。
デザインがもっとものりやすい部分なので表の顔として一番重要なのではないでしょうか。
造本となると表紙カバーは別として換算されているらしく見積もりは別物となるようなので気をつけたいところですね。
背については、本のとじ込み部分になります。
丸背と角背があるようですね。
背に印刷される文字は背文字といわれているようです。
そのままですね。
造本となったり、消費者のうちは気づきにくいと思うのですが書店の棚に並んだ際に見える部分はここが一番最初なので意外とデザイン的に大事な部分といえます。

自費出版の良し悪し

出版社が企画をする商業出版と違い、自費出版は個人に決定権があります。内容も好きに書いて構いませんし、売れるか売れないかというところも気にしなくても構いません。

自分史を書く人もいれば、ペットの写真集を作る人もいますし、短歌や俳句などの作品集を作る人もいるそうです。また、故人を悼んでアルバムなどの本を作るということもあるそうです。

本という媒体にできるので誰かに配ることもできますし、何よりも自分にとって素晴らしい記念となるでしょう。企業という単位で行えば、営業のためのツールとして使うことも可能になります。

また、もしも作った本を自分で売る事ができれば、利益を出版社と分け合うこともありません。自費出版から人気が出て、商業出版の声が掛かったという実例もあるそうです。売り上げは関係なしに、手順を踏めば国会図書館に納本することも可能と言われています。

自費出版には様々なメリットがありますが、逆にデメリットがあることも忘れてはいけません。

まず、自費出版は費用が掛かります。出版社によっては何百万円と掛かる場合もあるそうですし、書店に流通させる場合や広告を出してもらう場合にも、別途費用が発生することもあるそうです。発生した費用を回収しようと自費出版で制作した本を販売するにも、まず大量に売れることは難しいと言えます。

純利益だけを見た時、そもそも黒字になる可能性は非常に低いと言えるでしょう。他に、出版社の中にはわざと高い料金を提示することや、契約内容を守らないような悪徳なところもあるようです。特に大量印刷をする場合には大きなお金が動きますので、トラブルが起きやすくなってしまうというのもデメリットと言えるでしょう。